1993年から東京新聞で連載の続くコラム「サッカーの話をしよう」をアーカイブ化!

No.1070 白馬ファイナル

 明日4月28日は「白馬ファイナル記念日」である―。
 世界最古の歴史を誇るイングランドのFAカップ。5月21日に行われることしの決勝戦は、マンチェスターユナイテッド×クリスタルパレス。会場はロンドンのウェンブリー競技場。このスタジアムで行われた最初の決勝、1923年のボルトン×ウェストハムこそ、サッカーのピッチ上で1頭の白馬がヒーローとなった歴史的な試合だった。
 1924年の大英帝国博の一環として建設が決まったウェンブリー。工事はわずか1年間で終わり、1923年4月23日にFAカップ決勝が行われた。
 前年の決勝戦入場者は5万3000人。新スタジアムは12万7000人という空前の収容力だった。イングランド協会(FA)のウォール事務総長は「ようやくFAカップ決勝を見たい人が誰でも見られるスタジアムができた」と誇らしげに...

著者プロフィール

大住良之(おおすみ・よしゆき)
大住良之(おおすみ・よしゆき)
サッカージャーナリスト

1951年神奈川県横須賀市生まれ、『サッカー・マガジン』編集部勤務(1973~1982)を経て1988年からフリーランスのサッカージャーナリストとして活動。日本のサッカーの発展をテーマとし、日本代表、Jリーグの取材を中心に活動。そのほか、1974年西ドイツ大会以来8回のFIFAワールドカップをはじめ、数多くの国際大会も取材し、『東京新聞』の連載コラム「サッカーの話をしよう」を中心に、雑誌、インターネットなどを舞台に執筆活動をしている。
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