準々決勝のゆくえに影響を与えたアジアカップ予選リーグ・グループBの順位決定は、いかにもアジア的ないい加減さだった。
大会規約では、グループ内の順位決定は以下の優先順位で決まる。
①勝ち点
②当該チームの対戦結果
③得失点差
④総得点
⑤抽選
グループBでは、イランとサウジアラビアとイラクが勝ち点6で並んだ。当該チーム同士の対戦は、いずれも1勝1敗。得失点差を見ると、イランとサウジが+4、イラクは+3。まずイラクの3位が決まる。しかしイランとサウジは総得点も同じだった。
いちど適用されたルールには戻らないのが、こうした場合の鉄則である。イランがサウジに勝ったという事実は3チームを得失点差で比べる前に使ってしまったのだから、当然、抽選が行われなければならない。
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大会規約では、グループ内の順位決定は以下の優先順位で決まる。
①勝ち点
②当該チームの対戦結果
③得失点差
④総得点
⑤抽選
グループBでは、イランとサウジアラビアとイラクが勝ち点6で並んだ。当該チーム同士の対戦は、いずれも1勝1敗。得失点差を見ると、イランとサウジが+4、イラクは+3。まずイラクの3位が決まる。しかしイランとサウジは総得点も同じだった。
いちど適用されたルールには戻らないのが、こうした場合の鉄則である。イランがサウジに勝ったという事実は3チームを得失点差で比べる前に使ってしまったのだから、当然、抽選が行われなければならない。
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- 2009年11月26日バナーを作成しました
- 2009年11月25日サイトを公開しました。
大住良之(おおすみ・よしゆき)
サッカージャーナリスト
1951年神奈川県横須賀市生まれ、『サッカー・マガジン』編集部勤務(1973~1982)を経て1988年からフリーランスのサッカージャーナリストとして活動。日本のサッカーの発展をテーマとし、日本代表、Jリーグの取材を中心に活動。そのほか、1974年西ドイツ大会以来8回のFIFAワールドカップをはじめ、数多くの国際大会も取材し、『東京新聞』の連載コラム「サッカーの話をしよう」を中心に、雑誌、インターネットなどを舞台に執筆活動をしている。
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サッカージャーナリスト
1951年神奈川県横須賀市生まれ、『サッカー・マガジン』編集部勤務(1973~1982)を経て1988年からフリーランスのサッカージャーナリストとして活動。日本のサッカーの発展をテーマとし、日本代表、Jリーグの取材を中心に活動。そのほか、1974年西ドイツ大会以来8回のFIFAワールドカップをはじめ、数多くの国際大会も取材し、『東京新聞』の連載コラム「サッカーの話をしよう」を中心に、雑誌、インターネットなどを舞台に執筆活動をしている。
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